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日本カトリック神学院との交流

経緯

 2009年4月、東京カトリック神学院と福岡サン・スルピス大神学院が合併し、日本カトリック神学院が誕生しました。東京、福岡の従来の神学院施設は、日本カトリック神学院の東京キャンパス(哲学課程・助祭課程)、福岡キャンパス(神学課程)となっています。
 神学院の新しい出発の当初から、関町教会は、東京キャンパスの初年度生(哲学科1年生)が主日に参加・見学する小教区教会となっています。典礼奉仕(聖歌隊・聖書朗読・侍者)、教会委員会の見学、教会学校や諸行事への参加を通して、一つの小教区の生きた姿に自由に触れ、神学生生活や次年度からの司牧実習に役立てていただくことを趣旨としています。
 関町小教区の域内にある神学院とこの教会とのつながりは、歴史的にもアイデンティティの一つといえるほど重要なもの。毎年、初年度生を迎え、教会活動を共にできることは大きな喜びです。年配の方、若い人たち、子どもたちと信徒の皆が、この交流からそれぞれに霊的刺激を受け、日本の教会の中で私たちに与えられたこの役割を、感謝をもって大切にしていきたいと思っています。

初年度生の受け入れ・交流活動

 
神学生交流会2017
 
~~聖母マリアに見守られ~~
 今年も5月14日、聖母月の母の日に恒例の神学生交流会が行われました。日本カトリック神学院の初年度生今年は5名。昨年に続いて、幼児洗礼の人が一人もいないというメンバーでした。
 稲川神父様からの開会の言葉「今年司祭召命の道を歩み始めた5名の方がこの関町教会のわたしたちとともに過ごすなかで司祭らしい司祭になっていってほしいと思います。聖テレジアが望んでいたという『イエス様の真の友となる司祭』として育っていくよう、祈りましょう」。続いて、神学院養成者の大山悟神父様から「神学院は知的学びの場ですが、それがどう生かされてくるかを知る現場での経験が大切です。人々をキリストに出会わせる司祭の役割に向けて信徒の皆さんと交流しながら養成されていくのだと思います」、同じく中島誠志神父様から「昨日(5月13日)ファティマの聖母出現100年の記念ミサが関口教会でありました。列聖されたヤシンタとフランシコは当時9歳と10歳。聖母のメッセージを素直に受け取れる子どもを育てたお母さんがいたことを思います。神学生たちを皆さんの祈りで支えていただければと思います」とのお話がありました。
 続いて、5名の神学生から自己紹介。年齢、個性の「五人五色」ぶりが際立っていました。続いて、会場からの質問を募ると、今年は、子どもたちからたくさん手があがりました。「好きな映画はなんですか?」「何線の電車が好きですか?」「好きな動物はなんですか?」「プロ野球の12球団のうちどこが好きですか?」「好きな果物は何ですか?」「好きなスポーツは何ですか?」。全国から集まって来た神学生の皆さんの、豊かな経歴が感じられる質疑コーナーでした。
続いて、教会学校企画の歓迎アトラクションとして「母子当て」クイズ。子どもたちが下の名前のカード、お母さんたちが名字だけのカードを持って神学生が当てる形式で、子どもたちの名前を神学生が覚えるきっかけになったかなと思います。
 会食・歓談後、神学生の皆さんによる聖母月にちなむラテン語聖歌「サルヴェ・レジナ」と「レジナ・チェリ」。そして子ども聖歌集にもある「君は愛されるために生まれた」の韓国語の元歌の披露。最後に「サンタ・テレジア」を一同で歌って閉会。これから来年1月までの交流に期待が膨らむ会となりました。

神学生交流会2016
温かな笑顔とともに

 5月8日(日)、日本カトリック神学院初年度生2名と、昨年に引き続き養成者の中島誠志神父様をお迎えして交流会が開かれた。
 稲川神父様からは冒頭の開会の挨拶の中で、教皇フランシスコの「羊のにおいのする牧者」という言葉を引きながら「神学生の皆さんには“偉い”司祭ではなく“本当の”司祭に、ナザレのイエスと呼ばれて人々と共におられたイエスさまのように、いつも皆と近いところにいる司祭になってほしい」とのお話があった。そして中島神父様は、「司祭職は自分の力でするのではなく、イエス様が祈ってくださっているからできること」との横浜教区叙階式での梅村司教様の言葉とともに、母の日にちなみ、「神学生の召命だけでなく、母としての使命もイエス様の祈りのうちにこそ果たすことができる」と話され、さらに、昨年初年度生として関町に来られた5名の神学生の近況、「伝える」ことのたいへんさを実感されている様子なども伝えてくださった。

 つづいて、神学生の自己紹介。成人洗礼を受けられ、すでに社会経験も積まれているおふたり。修道会司祭ではなく、教区司祭を志された経緯などにも触れられた。質疑応答では、「好きなスポーツは?」「好きなくだものは?」など子どもたちからの活発な質問が飛び交う中、関町教会について「ミサ後に皆で食事をしたり、子どもがまわりで遊んでいたりするアットホームな雰囲気」「温かく迎えてもらえて心強い」などと語られた。

 歓迎アトラクションは、壇上に計16人の子どもと大人が並び、神学生を回答者に「親子当てゲーム」。眉の形で親子を結びつけるなど、なかなかの観察眼に脱帽。神学生の出し物は、コント「タイムマシン」に続き、クリスタル・キング「大都会」を神学生バージョンの替え歌にして熱唱するなど、意外な一面が披露された。

 最後には恒例「サンタ・テレジア」の合唱。心温まる1年になることを予感させる交流会となった。


神学生交流会2015
明るく、和やかに……歌いっぱいの交流会


 5月10日(日)、日本カトリック神学院初年度生5名と、養成者の大山悟(おおやま・さとし)神父様、中島誠志(なかしま・さとし)神父様をお迎えし、7 回目の交流会が開かれた。
 今年から2名の養成司祭が初年度生と2年生を合わせて担当するかたちに変わったとのこと。大山神父様からは「司祭養成は、神様の恵みと本人の意気込みのほか、周りの信徒の皆さんの協力や祈り、支えがないとできないもの。皆さんの存在は本当に大切ですのでよろしくお願いいたします」とのお言葉。初めての訪問となった中島神父様からは、「佐世保の主任司祭でした。東京に来て、司祭や助祭の中に同年の人がいることを知って、ほんとうに神様はいろいろなところから呼んでくださるものと感じています。今年は信徒発見150年。あの当時プチジャン神父が課題としていた日本人司祭の養成という使命に今呼ばれて、東京に来させていただいたと思っています。5人の神学生が皆様の中で何かを感じ取って前に進んでいくことを期待しています。よろしくお願いします」と自己紹介をかねてのご挨拶があった。

 つづいて、5名の神学生一人ひとりの自己紹介。3人は、東京生活は初めてとのこと。関町教会に来て1カ月。その印象を「温かいアットホームな教会」「神父様のバワーがすごい。その力が教会全体にみなぎっている」「出身の長崎の教会は物静かなところがあるが、ここはいい意味で明るい」「よく来たねって迎えてくれる。なつかしい感じがする教会」「ふっと立ち寄りたくなる教会」と語ってくれた。

 歓迎アトラクションでは、子どもたち(大人も何人か)と神学生が一緒に「ようかい体操」を披露。会食と歓談が進む中、おなじみの青年バンド「愛伝説」が「いつも何度でも」(「千と千尋の神隠し」テーマ)と「空も飛べるはず」(スピッツ)の2曲を演奏。注目の神学生出し物。今年は清楚に、聖歌隊となって、ラテン語聖歌を2曲。最初の「ピエ・イエズ」は歌詞をスケッチブックで次々と示していくという新趣向。「サルヴェ・レジナ」は揃った清らかな声を聞かせてくれた。  最後には皆で「サンタ・テレジア」と東京キャンパス伝統の「主の召命(めし)あれば」。そして、サン・スルピス神学院時代からの福岡キャンパス伝統の歌「司祭の精神(こころ)」を習いながら一同で合唱。歌いっぱいの交流のひとときだった。


神学生交流会2014
祝福と"やる気"に満ちたひととき

 5月11日(日)、日本カトリック神学院の初年度生8名と養成担当者・末吉神父様を迎えて、6回目となる神学生交流会が開かれた。この日は下井草教会の中高生会のメンバーと浦田神父様が来訪。近隣修道会のシスターなども数多く、参加者は130名以上となった。
2014交流会-1
 はじめに末吉神父様からのお話。「今年の初年度生は、20代から40代まで年齢層が広く、経歴もさまざまでまさに十人十色。その特色は漢字一文字で表すとすれば『満』。年度初め山中湖で合宿したとき、天気も良く富士山も一望でき、見える形で祝福に『満』たされていると感じた。そして、みんな、やる気に『満』ちている。同期の誕生祝いをするので色紙にメッセージを書いてほしいと頼まれたのにはびっくりしたほど。どうぞご期待を!」
 ついで一人ひとりが自己紹介。今年の初年度生は10名だが、横浜教区の2名は教区の助祭叙階式に参加のためこの日は欠席で、前週に収録したビデオでの参加となった。 そして、神学生手作りのチョコレートケーキも振る舞われた会食へ。
 懇談が盛り上がるなか、関町教会からの歓迎アトラクションとして、青年バンド「愛伝説」が「空も飛べるはず」(スピッツ)を初披露、続いて子どもたちも加わって「Friends」を熱唱。いよいよ神学生の出し物となり、聖母賛歌「サルヴェ・レジナ」の合唱、カトリック聖歌集「きよけし」のピアノ演奏、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」のフリ真似が披露された。驚きと感動の渦のなか「サンタ・テレジア」を一同で合唱。
 音楽と祈りに「満」ちあふれた交流のひとときは感謝のうちに締めくくられた。

2014交流会-2
神学生交流会2013
温かく、和やかに

2013交流会-1  5月12日(日)、日本カトリック神学院の今年の初年度生6名との交流会が行われた。 5回目となる今回は、4月から新しく副院長(東京キャンパス責任者)に就任された中野裕明神父様と初年度養成担当の末吉卓也神父様が一緒にご参加。共同司式ミサに続き、テレジアホールで交流会のプログラムが開始。

2012交流会-2  冒頭、中野神父様が、次のようなお話をしてくださった。「関町教会のように、親しみやすい教会が近くにあることは神学院にとって大変心強いことです。いつもありがとうございます。司祭は人々の中から選ばれ、聖別されて派遣されます。司祭は天から降ってくるわけではありません。人々の中、皆さまの中から選ばれるのです。すなわち、神学生は神の民からのささげもの。具体的には家族のささげものです。大事な息子さんをささげる家族の犠牲が裏にあることを考えてください。特に母親の影響は大きいものです。人は司祭になるまで、エスカレーターのように自動的に上がっていくのではありません。階段を自分の足で上っていかなくてはなりません。毎年、どうするのかという問いかけを受けて、『私はなりたいです』と志願を更新するのです。そのようにして神学生たちは毎日の生活を真剣に営んでいます。どうぞ、彼らのために皆様からのお祈りをお願いいたします」

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 恒例の神学生自己紹介に続いて、会食。神学生から手作りのケーキのご提供。 6人が初めて一緒にした仕事とのこと。会食の後半から余興コーナーとなり、中高生会と青年バンド「愛伝説」が演奏を披露。特に「花は咲く」は神学生が準備していた曲でもあり率先して歌い、一同で合唱。いよいよ神学生のかくし芸披露。ジャグリングあり、トランプマジックあり、稲川神父様の似顔絵披露ありと注目のパフォーマンスが続々。最後に「サンタ・テレジア」を一同で歌って散会。温かく、和やかなひとときをともに過ごした。

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2012年度
 5月13日(日)、日本カトリック神学院初年度生との交流会が行われた。今年の初年度生は5名。初年度担当養成者である大山悟神父様と末吉卓也神父様もおいでくださり、ミサにつづいて信徒会館テレジアホールで交流会のプログラムが始まった。
 主任司祭・稲川保明神父様の開会の挨拶、二人の養成担当司祭の挨拶につづき、5人の神学生がまず一人ひとり自己紹介。質疑応答後、会食と歓談のひとときとなった。
 テーブルには神学生からお手製のシュークリームも並んだ。
 つづいて関町教会からの歓迎アトラクションとして、昨年クリスマスにデビューを飾った青年バンド“愛伝説-I legend”が「勇気100%」を演奏、会場も一緒になって歌い、神学生への応援歌とした。
 そのあと、子どもたちと神学生が一緒になって「マル・マル・モリ・モリ!」を歌い踊り、つづいて神学院の皆さんによる演目コーナー。神学生と養成担当司祭の合唱、最後に一神学生が特技のギター演奏を披露。みな静かに聴き入っていた。
 大山神父様の語られた言葉「召命は神の恵みがあってかなうものですが、それを受けた本人の努力も必要です。しかし、それだけでは成り立ちません。召命を支える共同体の力、愛の力が必要なのです!」……そんな愛の力がみなぎったひとときだった。

自己紹介風景 「マルモリ」ダンス
2011年度
初年度生11名。
AB2グループに分けて交互に教会活動見学。
聖歌隊や典礼奉仕(侍者・朗読奉仕)に積極参加。
5月8日 交流会。
10月2日の慶老会、11月6日、12月4日のバザーにも熱心に参加、信徒たちとの交流も深まる。
2012年1月29日、来訪最終日、意見交換会を行い、交流の一年を振り返った。
2010年度
初年度生4名、5月9日に交流会。
2009年度
初年度生8名を迎え、5月10日に交流会。